電気自動車の購入「メリット」「デメリット」

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引用https://www.tesla.com/ja_jp/modely

こんにちは。「くう」です。

ガソリンの値上がりが止まらない昨今、電気自動車に乗り換えを検討する方も多いはず。電気自動車に関してに関して分かりやすく解説します!

電気自動車の普及

引用:https://www.tesla.com/ja_jp/modely

電気自動車の普及率は、過去数年で急速に上昇しています。具体的な数字を見てみましょう。

  • 2020年には、世界で240万台以上のEVが販売されました。
  • 2021年には、約340万台のEVが販売され、前年比で約40%増加しました
  • さらに、2022年には400万台以上のEVが販売されたと言われています。

アメリカの企業の「テスラ」がEV車のみの販売で急成長しましたよね!

日本政府は2035までにガソリン車を廃止する。と提言しています。普及が急激なのも納得です。

ですが個人的に「2035年までに」というのは無理があるのでは無いかと思っています… 皆さんはどう思いますか?

電気自動車のメリット

さて、本題です。電気自動車にすることによりどんなメリットがあるでしょうか。

  1. 環境への優しさ: ガソリン車と比べてCO2排出を大幅に削減します。EV車はガソリン車と比べて年間で約2〜3トンのCO2排出を削減できます。
  2. 低ランニングコスト: 充電料金はガソリン代よりも1キロあたり約2円〜5円安く、EVのメンテナンスコストはエンジンや排気系統の部品が少ないため、一般的にガソリン車の半分以下です。平均的な運転者(1年で10,000kmとします)は年間で単純計算で「20,000円〜50,000円」の節約が期待できます。
  3. 静音性: EVはガソリンエンジンの騒音を排除し、高速道路でも内外からの騒音を大幅に減少させます。
  4. 高効率: 電動モーターは高いトルクを低速域から発揮し、0から100km/hまでの加速が約7秒以下という高いパフォーマンス発揮します。
  5. エネルギー再生: リージェネレーション・ブレーキングにより、ブレーキング時にエネルギーを回収し、平均して10%以上のエネルギー効率向上をもたらします。
  6. 充電の便益: 自宅充電の場合、充電時間や充電回数に応じて1キロあたり100円未満の充電コストがかかりますが、朝には満充電の車を使用できるため、日常生活が非常に便利です。
  7. ソフトウェアアップデート: EV車はオンライン接続され、ソフトウェアのアップデートにより性能向上や新機能の追加が可能です。例えば、Teslaは遠隔での自動運転ソフトウェアアップデートを提供しています。
  8. 低重心: バッテリーが車体下部に配置されるため、車両の重心が低く、優れたハンドリングと安定性を提供します。
  9. 多様性の増加: EV車のモデルと種類は急速に増加しており、2022年には世界中で約1100以上の異なるEVモデルが市場に登場しました。
  10. 温暖化防止: EV車の普及は石油消費を削減し、気候変動への対策に貢献します。例えば、アメリカ合衆国ではEV車が年間で約500,000トンのCO2排出を削減すると予測されています。

つまりは「燃料代の圧倒的な節約」「環境へのあと圧倒的な配慮」ができるということですね!

電気自動車のデメリット

一番気になるのはデメリットですよね。デメリットも考えてみましょう。

  1. 充電時間と充電インフラの課題: 一般的な家庭用コンセントを使用した場合、完全充電には約12〜20時間かかりますが、高速充電ステーションを利用すると30分で約80%の充電が可能です。充電インフラの整備は国や地域により異なり、普及度合いもバラついています。
  2. 航続距離の制約: EV車の航続距離は車種により異なりますが、一般的なEVは約400〜480キロメートル程度です。一部の高級EV車はさらに長い距離を走行できます。遠出をする際は充電スポットの下調べが重要ですね。
  3. 高価な初期投資: EV車の価格はモデルや仕様により異なりますが、一般的なEV車の価格は200万円以上から始まり、高性能モデルでは1000万円以上になることがあります。ただし、補助金や減税措置がある場合、価格が軽減されます。
  4. バッテリー寿命と交換コスト: EV車のバッテリーは通常8年から10年で劣化し、交換が必要になる場合があります。バッテリーの交換費用は車種により異なり、数十万円から数百万円になることがあります。
  5. 充電の可用性: アパートや共同住宅では充電設備の設置が難しいため、居住状況によっては充電の利便性が制限されます。一軒家にお住まいの方は充電スポットの設置工事が可能ですが、設置工事には約10万円ほどの費用がかかります
  6. 資源の利用とリサイクル課題: リチウムやコバルトなどの希少な鉱物資源がバッテリー製造に必要です。また、バッテリーのリサイクル技術はまだ完全に確立されておらず、バッテリー廃棄物の処理に課題が残っています。
  7. 冷暖房によるバッテリー影響: 低温下でのEV車のバッテリー性能は低下し、寒冷地域での運転時には航続距離が減少することがあります。また、急速充電はバッテリーに負荷をかけることがあります。
  8. 重量増加と乗り心地: EV車のバッテリーは重く、これが車両の重心を高くし、乗り心地に影響を及ぼすことがあります。一部の高性能EVはこの問題を軽減しています。
  9. 排出ガスゼロでもCO2排出: EV車は走行時に排出ガスを出さないものの、バッテリー製造プロセスや電力供給の段階でCO2排出が発生することがあります。そのため、再生可能エネルギーの利用が重要です。

初期投資にお金がかかる」「充電インフラが現段階では不十分」「寒冷地域でのEV車使用は向かない」といったところでしょうか。節約をしたいのに初期投資にお金がかかっては元も子もないですが、補助金等を上手いこと利用して少しでも安価に購入できれば嬉しいですね!

電気自動車の充電インフラ

上記のデメリットで充電スポットに関して触れていましたが、EV車が急速に普及する背景には充電インフラの急速な増加も要因として挙げられます。

  1. 急速充電ステーションの増加: 日本国内には急速充電ステーションが約2,000か所以上設置され、その数は年々増加しています。これにより、長距離ドライブでも安心して充電が行えます。
  2. 充電スピードの向上: 急速充電ステーションでは、約30分でEVのバッテリーを約80%まで充電できます。これにより、休憩時間を利用して効率的に充電が可能です。
  3. 充電インフラの多様性: 公共充電ステーションだけでなく、ショッピングモール、ホテル、レストランなど様々な場所に充電設備が設置されており、日常の利用に便利です。
  4. 自宅充電の促進: 高速充電だけでなく、自宅での充電設備も普及しています。充電スタンドや専用の充電器を導入し、日常的な充電が容易に行えます。上記のデメリットにも記述がありますが、充電スポットの設置工事には約10万円ほどの費用がかかります
  5. 充電料金の透明性: 充電ステーションの料金は一般的に1キロあたり数円から10円程度です。充電プランによって異なるため、事前に確認が必要ですが、ガソリンに比べてコストが低いことが一般的です。
  6. 充電マップとアプリ: スマートフォンアプリやウェブサイトを活用して、最寄りの充電ステーションの場所や充電状況をリアルタイムで確認できます。これにより、旅行計画や充電場所の予約が容易になります。

今はありませんが近いうちに「ガソリンスタンド内に充電スポットの設置」があるかもしれませんね!これはあくまで当方の見解ということで。。。

電気自動車の保険に関して

ガソリン車とEV車には違いがあります。EV車にはどのような保険があるのでしょうか。

  1. 低ランニングコスト: EV車はガソリン車に比べて運転コストが低いとされています。保険料もその一部で、年間平均でガソリン車の保険料よりも約10%から15%低い水準です。
  2. バッテリー保険: EV車はバッテリーが重要なコンポーネントであり、故障や損傷が発生した場合、高額な修理費用がかかる可能性があります。そのため、バッテリー保険が提供されており、保険料に含まれることがあります。一般的なバッテリー保険は年間1,000円から3,000円程度です。
  3. 事故時の修理費用: EV車は一般的な自動車と同様に事故が発生する可能性があります。修理費用は事故の程度により異なりますが、一般的な自動車と同様に保険を活用してカバーされます。保険金支払いの際、修理に必要な金額が支払われます。ここに関してはこれまで通り変わりはありません。
  4. EV車専用保険プラン: 一部の保険会社は、EV車の特性に合わせた専用の保険プランを提供しています。これらのプランには、バッテリー保険や充電インフラの利用に関するカバレッジが含まれていることがあります。

保険料は「ガソリン車よりもEV車の方が安くなる」傾向にある様です。※年齢、事故歴等によります。 年間でマストでかかるコストを10%前後節約できるのは嬉しいですね!

     

まとめ(電気自動車の未来展望)

引用:https://www.tesla.com/ja_jp/models

上記内容を下記の通りまとめました!

  1. EVの販売台数急増: 2022年、日本国内のEV販売台数は前年比で2倍以上増加し、年間で30万台以上が販売されました。この傾向は今後も続き、2030年には年間100万台以上のEVが販売される見込みです。
  2. バッテリー技術の進化: バッテリー技術は急速に進化し、エネルギー密度が向上。これにより、EVの航続距離が長くなり、一充電で500キロ以上走行可能なモデルも登場しています。
  3. 充電インフラの拡充: 充電インフラは急速に増加し、日本国内には2022年時点で急速充電ステーションが2,000か所以上存在します。さらに、高速道路上には充電ステーションが設置され、長距離ドライブがスムーズに行えるようになります。
  4. 充電スピード向上: 急速充電技術の向上により、30分程度の充電でバッテリーを約80%まで充電できるようになり、充電待ち時間が短縮されます。
  5. 政策と補助金: 日本政府はEVの普及を推進するため、補助金や減税などの政策を実施。これにより、EVの購入コストが抑えられ、普及が加速します。
  6. 再生可能エネルギーの活用: EVは再生可能エネルギーと組み合わせて運用することが可能で、クリーンなエネルギー源による充電が促進されます。
  7. 自動運転技術との統合: EVは自動運転技術との統合が進み、安全性や効率性が向上します。自動運転車としての利用も増加する見込みです。
  8. 環境への貢献: EVの普及により、日本国内の温室効果ガス排出量が削減され、環境に対する負荷が軽減されます。

電気自動車は持続可能な未来のための鍵として、日本国内で急速に普及しています。現状日本政府もEV車普及に力を入れており、なんとか2035年にはガソリン車廃止というのを実現したいというのが伺えます。

長期的なランニングコストの面で見ると圧倒的にEV車のほがコストパフォーマンスはいいです!が、そもそも車を持たないという方も増えて来ています。最後にこれを言ったらおしまいですが、、、笑

もう少しEV車の種類が増えて、デザインも豊富になってきてから検討してみるのもいいかもしれません。

ではまた。

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